北海道と同等の面積の国土に、四季の変化に富む自然があるアイルランド。1990年代急速な経済成長を遂げた首都ダブリンは、住み良い街として留学先として人気に。「アイリッシュ・ホスピタリティ」と称される親しみやすい国民性や、ヨーロッパ内でも良い治安も、学びや異文化交流にふさわしい環境として選ばれる理由といえます。

アイルランドの基礎情報

人口 約459万人
政体/元首 立憲共和制/マイケル・D・ヒギンズ大統領
在留邦人数 1,727名(2012年)
気候 温暖なメキシコ湾流と偏西風の影響で安定した西岸海洋性気候。夏は涼しく冬は緯度の高い割に寒くない。地域による気候の差も少ない。
ダブリン(最高/最低気温)1月3℃/8℃ 7月12℃/19℃
コーク(最高/最低気温)1月4℃/8℃ 7月12℃/19℃
大学の数 7校
留学費用の目安※ 1カ月37万円  3カ月85万円  1年間300万円
(平均的な学校での授業料、滞在費、生活費。渡航費や保険は除く)

留学情報

教育制度・事情

大学の数は全部で7校(北アイルランドは含まず)、すべて公立で大学院課程まであります。教育制度はイギリス同様、学部課程の多くは3年。小規模なぶん学生と教授の関係は密で、専門性の高い授業に定評があります。学位が取得できるのはユニバーシティのみで、カレッジは職能技術のコースか教員養成のコースに分かれるのが大きな特徴。専門留学をする場合、公立カレッジの入学基準は高いため、留学生には私立の専門学校のほうが学びやすいといえます。語学学校のほとんどは私立で家族経営も多く、アットホームな雰囲気が魅力。温和で親切な国民性とあってホームステイプログラムも評判が良いことで知られます。

ビザについて

日本国籍の人はアイルランド渡航に際し、事前にビザ取得の必要はありません。ただし、90日以上滞在する場合は、渡航後に入国管理局にて外国人登録を求められます。90日未満の留学についてはC学生ビザが、90日以上の留学にはD学生ビザが適用されます。1年以上のフルタイムの学生として登録した人は週20時間以内のパートタイム就労が可能です。アイルランド政府公認の語学学校に通う留学生を対象に、25週(6カ月)のフルタイム就学の間は週20時間以内の就労、その後6カ月のホリデー期間は週40時間以内の就労が許可される「アカデミックイヤー就労システム」があります。ワーキングホリデービザは18歳以上25歳以下が対象ですが、全日制の学校に在籍またはフルタイム就労していた場合は最大30歳まで対象となります。

保険・医療制度

医療機関は大きく分けてNHS(国営保険サービス)が運営する公的医療機関と、プライベート運営の私的医療機関があります。NHSでの受診には自宅そばなどのGP(General Practitioner家庭医)への登録が必要で、6カ月以上の滞在許可を有する留学生も対象となります。国営、私立どちらの場合も、救急を除いてまずGPの診察を受診し、必要に応じて専門医を紹介されるシステム。日本のように患者が直接病院の専門医を受診することはできません。原則として公的機関での受診は無料ですが、地域によっては処方箋、歯科治療、眼科検診などに際して一定の自己負担額を支払う必要があります。一方、私立病院は高額の医療費がかかりますが、比較的早く専門医に診てもらえるというメリットがあります。

選択できるプログラム

語学留学とは?

アットホームさが魅力の語学学校で学べる英語は、イギリスの英語に近く、たまにイギリス人の講師もいます。観光地が多く旅先に事欠かないうえ、アイリッシュダンスやパブ・クローリングなど、いかにもアイルランドらしいアクティビティが人気です。

ワーキングホリデーとは?

ワーホリ制度開始は2007年と比較的新しく、年に2度、申請を受け付けています。申し込みが殺到するイギリスに比べて日本人の数も少なく、穴場といえるでしょう。

親子留学とは?

治安が良く、アットホームな国民性であることから、親子留学の人気の国のひとつ。教育メソッドに定評があります。親子で充実した生活が期待できます。

こだわり留学とは?

「英語で学び、体験する」留学は、英語力そのものもアップしやすいです。なぜなら、そこでは英語は「目的」ではなく、情報伝達や知識技術を得るための「手段」となるぶん、修得が早くなるからです。専門用語をおぼえて表現力が広がったり、スキルや知識を得たりと通常の英語授業にはない達成感も魅力的です。