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親子留学 私の選んだ留学

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私の選んだ留学
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日本以外にも生きていく場所があることを知ってもらいたかった

2006年8月に、小学校1年生の達貴と幼稚園年少組の博貴を連れ、オーストラリアでの親子留学を体験しました。「日本だけが生活の場じゃない。日本以外にも、生きていく場所はあるんだよ」と、子どもたちに知って欲しかったんです。

とはいえ、私は片言の旅行英語を話す程度。そして、子ども2人は英語の経験値はゼロの状態でした。

滞在場所は、オーストラリアの世界的なリゾート地・ケアンズの北にあるケワラビーチ。世界最古の熱帯雨林と世界最大の珊瑚礁グレートバリアリーフという、ふたつの世界遺産に挟まれた閑静なエリアです。1年中温暖な気候も手伝って、住民ものんびりそのもの。はっきり言って田舎ですから、外国人観光客を見かけることもありませんでした。

同地にある語学学校Sun Pacific College(SPC)で紹介された、現地ホストファミリー宅に1週間ホームステイ。達貴は現地の小学校に、博貴はチャイルド・ケア・センターに通いました。子どもたちが学校に行っている間、私はSPCの語学学校で授業を受けました。

算数・音楽・図工など記号で理解できる教科はさておき、英語が飛び交う教室内の達貴はキョトンとしているだけでした。未知の言語空間に置かれ、わけも分からず流されるだけだったと思います。

異文化の中、子どもたちに達成感を味わってもらうために努力

理解できない英語の日常と慣れないホストファミリーとの暮らしの中で、2人の子どもには極力ストレスをかけないように努めました。学校の送迎もホストファミリーに任せず、レンタカーを借りて自分で。夕食前の時間は、子どもたちをビーチに連れ出すなどして息抜きにあてるようにもしました。

「今日はよくがんばったね。あと何日乗り越えたら、その後は1週間お休みだから、がんばろうね。ママも学校のお勉強、一生懸命がんばるから」。子どもたちに毎日話しかけたことを覚えています。

せめてケガなく、健康に過ごせたら……。学校を休ませないようにすることが、私のなによりのテーマでした。

行きたくないと1回でも泣いて休むと、あとは当然、なし崩しになってしまって学校に通えなくなります。2人には、挫折感を持って帰国してもらいたくなかった。たった1週間であっても、通いきったという達成感を味わってもらいたかったんです

無我夢中の1週間がどうにか終わって、ホストファミリー宅から移動。本当の夏休みを満喫するためホテルに移り、親子で食事を取ったときのことでした。子どもたちがふと漏らしたのです。

「3人だけじゃ寂しいね」

1週間とはいえ、ホストファミリーとの生活が当たり前のようになっていたんですね。

親子留学の成功体験が、オーストラリアでの就学へ導く

私達親子3人は、翌年の夏休みも同じケアンズ・ケワラビーチでの現地校体験に向かいました。今度は期間も伸びて、2週間です。長い夏休み、日本で夏期講習の塾に通うよりはと、達貴が自ら選択しました。オーストラリアで学校通いをしなければならなくなるけれど、週末、ビーチエリアでのアクティビティが魅力的だったんでしょうね。

そして2008年から2年間、達貴と博貴は、同地にある幼稚園から高校まで一貫の私立校トリニティ・アングリカン・スクールに留学することになりました。帰国後2年間は日本の学校に通いましたが、2013年2月からは同校に就学することになります。日本とオーストラリアという異なる暮らしを経験した上で、子ども2人の意志を尊重した結果です。

私自身、オーストラリアでの生活がこんなに長くなるとは正直思ってもいませんでした。すべての始まりは、ケアンズ・ケワラビーチの環境と、SPCによる手厚いフォローによる親子留学の成功体験だったと断言できます。

寺澤睦美さん・達貴くん・博貴くんプロフィール

自主的にオーストラリアの学校を選んだ息子の意思を尊重。将来は日本、オーストラリア以外の国の進学も検討中とのこと。

HISTORY

2006年8月
オーストラリアのケアンズで親子留学
2008年4月
ケアンズの学校に2年間留学
2013年2月
留学先の学校に就学
寺澤さん親子が長年慣れ親しむケワラビーチはSPCの徒歩圏内。今もお気に入りの散策コース。
ケワラビーチの美しい朝日。数あるビーチの中でローカルが多く、ゆったりしたムードが魅力。

Column

「留学の収穫」
世界の広さ、英語を使う楽しさを実感

外国の学校に通ったことで、異文化を肌で感じ、世界は広いと実感してくれたと思います。日本人の自分たちとは違う言語をしゃべる人がいる。英語という言葉があって、それが世界で一番使われている。もし英語がしゃべれたら、便利で楽しいと思ってくれたのではないでしょうか。

出発前:英語の経験値ゼロ → 現在:英語を使いこなす
出発前の英語力と現在の英語力(達貴くん)

2度目の現地校体験から帰国後、達貴くんは英会話スクールに通い始めた。そこで初めて文法を知る。現地で耳から覚えた英語の動詞が、変化しているのはなんとなく分かった。が、その理由は理解できないでいた。英文法を知ったことで、動詞が現在形・過去形と変化する理屈が初めて納得できた。睦美さんは言う。「文法から入っていたら、英語を積極的にしゃべることはなかったでしょう」。