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アメリカの大学聴講で得た「伝える力」

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アメリカでの大学聴講 学生のうちに、アメリカのキャンパスで学んでみたかったんです。 鈴木遥さん 2006年8月~2009年1月 アメリカ カリフォルニア州 サンタクララ Santa Clara Universityへ留学 大学聴講 → IT系広告代理店

カリフォルニアのキャンパスで過ごした、贅沢な1年半

アメリカでの大学聴講の感想

上智大学3年生だった2006年から1年半の間、アメリカの大学聴講にチャレンジしました。大学の姉妹校サンタクララ大学に、交換留学生という形で留学したんです。サンタクララ大学では好きな科目を自由に選択することができ、その単位は上智大学の単位に充当されるというシステムでした。

社会に出る前の大学時代って、時間に余裕があるし、好奇心のままに行動できる貴重な時期ですよね。1年や2年ぐらい、就活が遅れたってかまわないから、私は学生時代のうちに、アメリカのキャンパスで学んでみたかったんですね。

そこはまさに、海外ドラマのような光景でした。突き抜けるようなカリフォルニアの青空が広がり、キャンパスにはリゾートホテル風のしゃれた校舎が並んでいて。明日のビジネスチャンスを夢見るTシャツ姿の学生たちが、勉強やインターンシップに励んでいました。自分自身を「解放」できて、好きなことに思い切り打ち込める、アメリカのキャンパス。本当に、途方もなくぜいたくな学習環境だと感じましたね。

発言と体験を重視する、アメリカの大学の授業

アメリカでの大学聴講の感想

思い返すと、サンタクララ大学の授業では5分から10分程度、人前で自分の意見を述べる機会がしょっちゅうありました。

例えば映画学の授業では、アメリカの映画を一つ選んで、作品内で描かれるgender(社会的性差異)、つまり、登場人物の位置づけや言動パターンが、男性か女性かによって、どのように違ってくるかについて、プレゼンテーションをしました。発表のとき、アメリカ人の学生たちが、気負いなく、意見を堂々と述べる姿が印象的でしたね。

日本の大学でも英語による講義がありましたが、先生だけがネイティブ・スピーカーで、学生はほぼ日本人ということもあり、活発な議論にはなかなか発展しにくいんです。でも、誰もが発言することを歓迎されるアメリカの大学でなら、ずっと身につけたいと願っていた、「英語で伝える力」を身につけられそう。そう実感できました。

もう一つ感じたのは、実際に体験をさせるような課題が多かったことですね。

その中には、トム・クルーズで有名な、サイエントロジーの施設なんかをグループで訪問する、ユニークなものもありました。こうした体験系の課題は、教室での座学以上に勉強の内容が頭に残りやすく、理解もぐっと深まるうえ、学生同士の交流も活発になるというメリットもあるんですよ。

最先端のIT企業で働く今も、生きる語学力

アメリカでの大学聴講の感想

アメリカの大学で単位を、無事、取得することができ、単位を落とすことなく上智大学を卒業しました。就職活動の末、急速に成長を遂げたベンチャー系広告代理店に就職することができました。現在27歳の私は入社4年目。顧客のためにウェブ広告のプランを企画して、提案する営業職です。

仕事上で、留学で磨いた語学力を生かすことができるのは、主に、海外の取引先が参加する会議だったり、海外の取引先が出張してきたときのアテンドですね。

「明日、フランスからクライアントが来社することになったから、お願い!」

こんな風に、他のチームの人から、成果報告の英語のプレゼンをピンチヒッターで頼まれたこともありました。事前にできる限りくわしく内容を聞いて、わからないところは、専門用語を調べるんですね。人の仕事を手伝うわけですから、余計に緊張するんですが、やりがいがあります。

あのサンタクララへの留学から、4年が経とうとしています。英語での交渉力にもっと磨きをかけたくて、そろそろビジネス英語を学び直そうかな、と計画しているところです。

かつての私には、自分が誇れることが何も、ありませんでした。でも、留学は、自分自身の中で、一つ、やり遂げた感があって、それが大きな自信につながったんです。

鈴木さんプロフィール

会社での肩書きは、アカウントプランナー。クライアントは主に金融系。

HISTORY

2003年4月
上智大学入学
2006年9月
Santa Clara Universityに交換留学(大学聴講)
2009年4月
国内ベンチャー系広告代理店入社
アメリカでの大学聴講の様子アメリカのサンタクララ大学のキャンパスで撮影。リゾート地のように広々としていて開放的。
大学聴講の様子大学の休暇を利用して、友人とメキシコへ。海沿いに並ぶ美しい建物がとても印象的だった。

Column

留学の収穫
「留学の収穫」
目的をもって学ぶ姿に感銘を受けた

留学を希望した理由は、英語を習得し、さまざまな人と交流を通じて”自信”につなげたいと思ったから。将来の目標をもって、政治の議論や社会奉仕にも自然に取り組むアメリカの学生の意識の高さに感銘を受け、新しいチャレンジへの抵抗感が取り払われました。

出発前:講義を理解する → 現在:人前でプレゼンする
出発前の英語力と現在の英語力

高校時代にイギリスの短期留学を経験し、上智大学受験のために英語を重点的に勉強。大学では外国人講師による英語のみの講義も行われ、留学前からかなり高いリスニング力があった。サンタクララ大学での大学聴講を経て、目標としていた英語でのプレゼンテーションやディベートの力を強化することができた。現在の課題は、専門性の高いIT分野のビジネスで通じる英語力を磨くこと。