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2018/9/3 Mon.

アメリカの新聞は全国紙ではなく地方紙が主流

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大学生の就職活動の一つとして、企業インターンシップが日本でもすっかり定着したように思いますが、留学でも海外の企業でインターンシップできるプログラムは、大学生の「休学留学」として人気があります。

私も20代の時に、アメリカの新聞社でインターンシップできるプログラムがあり、9ヶ月間経験しました。私の場合は日本で新聞社勤務の経験はなく、留学情報紙のグラビアや取材、コラムを書いた程度の経験しかなかったため、受け入れていもらえた新聞社は、週一回発行、発行部数数千部の小さな街の新聞社でした。

アメリカの新聞社には、末端にこのような街規模の小さな新聞社が多数あります。その内容は街で起こった事件、高校の野球やアメフトの結果、イベント情報、訃報、結婚記事など、ほのぼのとした記事ばかりでした。そこで私は日本を紹介する記事を毎週書かせてもらいました。

ところでアメリカの新聞は日本と異なり、日本の朝日、毎日、読売といった全国紙(National newspaper)ではなく、「ニューヨーク タイムズ」、「シカゴ トリビューン」、「ワシントン ポスト」、「ロサンゼルス タイムズ」といった州内に拠点を置く地方紙(Regional newspaper)が主流です。考えてみれば、全米50州の平均の大きさが日本の半分、日本の大きさ以上の州が4州もあるアメリカに、全国紙が存在すること自体無理があるのかもしれません。

それでも1982年には全国紙「USA トゥデイ」が創刊され、全米50州で販売されました。「USA トゥデイ」はそれまでの文字ばかりで読みにくかった新聞に対して、誰でも読める大衆紙として、平易な文章や大きな文字、紙面のカラー化、図解や図表をふんだんに盛り込む工夫がなされていました。かつては発行部数1位を占めていましたが、現在は「ウォール ストリート ジャーナル」に次ぐ、第2位の発行部数となっています。

その他「地方紙」が主流のアメリカの新聞の特徴として、規模の大きくない地方紙では、すべての紙面を自社のみで制作することが難しいため、“シンジケート”と呼ばれる通信社から記事やコラム、4コマ漫画などを購入し掲載しています。同じ記事が複数の新聞に掲載されることになります。日本でいうと、かつてサザエさんの漫画が朝日新聞に掲載されていましたが、それがライバル紙の毎日や読売新聞にも掲載されているようなものです。有名なのは、1950年に7つの新聞掲載からスタートしたスヌーピーの4コマ漫画です。

新聞の厚さが厚いことも特徴の一つ。地方紙の代表格の「ニューヨーク タイムズ」は平日で厚さが1cm、サンクスギビングデーやクリスマスといった祝日になると、3cm位になります。日本だと元旦の新聞が厚くなるのと同じかもしれません。アメリカの新聞は中身が政治、経済、スポーツ、生活といった独立したカテゴリーが一つにまとまっている新聞が多く、持ち歩くには重くかさばるため、読みたいカテゴリーだけを残して後は捨ててしまう人がいるそうです。

今回ご紹介したアメリカの新聞は、かつて国内大手書店の洋書売り場などで手軽に購入できたのですが、最近では取り扱いをやめるところが多くなり、購入が難しくなっているようです。ただ「ニューヨーク タイムズ」、「ワシントン ポスト」、「USA トゥデイ」といった新聞は、最近ファミリーマートやローソンなどのコンビニのマルチコピー機から印刷できるそうです。ご興味のある方はこちら>>

留学や旅行などでアメリカに行く機会があれば、ニューススタンドなどで新聞を買ってみ
てください。

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