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2017/5/22 Mon.

発言しなければ、出席にしません!

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私が、アメリカで大学生をしていたときの初めのころの話です。日本の大学でも同じだと思いますが、海外でも学期の初めに「シラバス」という講義概要が配られ、学期中の授業内容の流れ、評価方法などが説明されます。あれは、心理学系の授業だったと記憶していますが、先生が初回の授業で一言。「この授業では、発言をしなければ、出席にはしません!」と。小規模の大学だったので一つのクラスは20人程度。心理学という授業だけに、ほとんど留学生がいないという状況。そんな中、私は、「留学生なのに、どうやって。。。(汗)。。」との思いでした。そこから、私のサバイバルな授業へ挑戦が始まりました!

まず、海外の大学では「留学生」であることは、アピールしなければ考慮されません。つまり「留学生だから何?」を伝えなければ分かってくれないのです。そのため、私がまず取り組んだことは、最前列のど真ん中に座ること。そこは、先生がよく立つ位置で、私に注目が行く場所なんです(笑)。つまり、いかに私が理解に苦しんでいるかが、私の顔の表情や、分からないと左右に大きく振る首の動きから伝えやすい場所なのです。

それをやり続けたら、何が起きたか分かりますか? 先生の方から「Are you OK(大丈夫)?」と声をかけてくれたのです。私の答えは、もちろん「I am NOT OK(だめです)!」ですよね (笑)。ここから「留学生の私」と「先生」の「”私が中心”の理想の関係の基礎」ができたのです。それからというもの、申し訳ないと思うものの、先生は留学生の私を気にかけてくれるようになりました。そして私は、授業の最後には、分かっても分からなくても、先生のところへ行き、私の理解が正しいかを聞きに行くようになりました。

そういった先生とのいい関係が築けても、例の「発言をしなければ、出席にはしません!」はなくなりません。そこで、私がしたもう一つのことは、先生の学生への問いに、真っ先に答えることです。どうしてかわかりますか?アメリカ人やロシア人、ブラジル人などの他の国からの留学生の発言といったら凄いんです!永遠に議論をやってる感じです。つまり、そんな議論が始まってしまったら、何が起きてるか分からなくなる上、私が意見を言う隙間がなくなるんです。だから、真っ先に答えるんです。これで出席を勝ち取るんです!

こんな感じで私のアメリカでの大学生活が始まりました。海外の大学に行くというのは、ある意味サバイバルな感じです。時に自分の能力以上のことが求められ、そこにどう対処していくかを考えながら取り組む必要があります。時に図々しく振る舞い、できないながらも、理に叶った主張をすることで意外と認めてくれることがあるんです。しかし、「発言」しなければ何も起きませんよね。

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