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海外に留学しました!
  • 社会人
  • 専門留学

世界を相手に仕事をしたかった。あの留学が、今の仕事を支えてます

  • 中嶋 毅 さん(留学時:会社員・ 歳)
  • カナダ・ブリティッシュコロンビア州 バーナビー/2003年10月~2005年10月(2年間)
  • British Columbia Institute of Technology

高校時代からの夢を形にするために、専門留学を決意

 高校時代から映像制作に興味があり、ハリウッドで働けたなら……などと海外への憧れを持っていました。
 ゆくゆくは留学しようと思いつつ、大学の英文学科卒業後、写真・映像スタジオに就職。2年が経った頃、ついに専門留学を決意しました。しかし、映像制作に映像加工など学びたいことはいっぱいある。絞り切れず、もやもやする日々が続きましたね。そんな時にカッコ良く響いたのが、ウェブデザイナーという職業でした。
 2003年10月。意を決して、バンクーバー郊外のバーナビーにあるBCIT(British Columbia Institute of Technology)に設置されている2年間の専門コース「ニューメディア・ウェブデザイン&ウェブディベロップメント」に向かいました。
 会話能力を測る面接を経て、入学が認められました。そして、プログラミング・アプリケーション操作・動画加工などなど、授業と宿題に追われる学校生活が始まりました。
 クラスには中国人とインド人の留学生がいたのですが、彼らは何ら臆することなく主張するんです。私に比べると、確かに英語力は彼らのほうが上です。でも、英語の発音が下手だからと気にして、言いたいことも言わずに黙っていてはダメだとあらためて感じました。
 また、外国人に囲まれていたからこそ、受け入れることができたものがあります。それは、人間の多様性です。自分の考えがすべてではない。いろいろな価値観やライフスタイルが、学校という狭い空間でも交差していることを実感しました。

仕事上、英語はなくてはならないツールに

 無事2年の留学が終わろうとする頃、地元にある小人数のウェブプロダクションで働くことも経験しました。プラティカルという授業の一環で、もちろん無給です。
 それでも、学校で身に付ける技術を実際の場で確認できます。ただ、社内の指示に従って作業をしなければなりません。学校の授業や宿題と違い、自分の思う通りにコンピュータのモニター上に表現するわけにはいかないのです。社内のやりとりをはじめ、学校以上にコミュニケーション能力も向上していったと思います。
 現地のレストランの人間とたまたま知り合いになり、制作を依頼され、ホームページを立ち上げたことも。そんな経験ができたのも、学校で学んだことと、会話力のスキルアップのおかげでした。
 2006年1月に帰国、IT企業に就職しました。世界を相手に仕事をしたいと、電通レイザーフィッシュに転職したのはその3年後です。現在の業務は、ペイドメディア(ウェブサイトへの広告出稿など)・オウンドメディア(その企業自身が運営するウェッブサイト)・アーンドメディア(ソーシャルネットワークなど)のトリプルメディア全領域を横断し、企業が抱える問題・課題に対してソリューションを提供することです。

宝の持ち腐れにしないよう、言葉の勉強は一生涯

 デジタル領域での、日本企業のグローバル展開、外資系企業の日本展開をサポートしています。専門留学で学んだ、制作部門に直接係わっているわけではありません。ただ、デザインやプログラムなど制作の舞台裏を理解しているからこそ、クライアントにも明確な対応ができるのだと思います。また、制作サイドにも事細かな指示が出せるわけです。そして、クライアントとの交渉、北米のデザイナーへのウェブデザインの発注など、英語はなくてはならないツールとなっています。
 「ネゴシエートやコーディネートの場で、こういう言い回しをするのか」と、気づかされることは多いですね。語学力・対話力は、留学時代よりも今のほうがアップしているのではないでしょうか。
 まあ、仕事で使っているわけですから、当然です。ただ、英語も含めて語学の勉強に終わりはないと思います。日本語を介さず、英語で考えて、英語で表現するには英語脳ができていないといけない。でも、英語脳が身についたとしても、使わなければ衰えるだけです。場合によっては、宝の持ち腐れになりかねない。言葉の勉強や習得は適度な運動と一緒で、死ぬまで継続しないといけませんね。

中嶋毅さんプロフィール

「空気を読もうとするのは日本人だけ」と言う中嶋さん。ストレスを極力避けるのが、異文化での生活のコツだとも。

<HISTORY>
・2003年10月:BCITに専門留学
・2006年10月:国内大手IT企業入社
・2009年2月:電通レイザーフィッシュへ転職

「留学の収穫」

<価値観の違いを受け入れられるようになった>
「これはダメ。あれもダメ」「こうでなくちゃいけない」と、身についた日本的な道徳や親のしつけが、海外では通用しないことが多々あります。価値観の違いが、時にストレスになることも。そこで、「こんな考えもあるんだ」と、価値観の多様性を受け入れられるようになりました。

<出発前の英語力と現在の英語力>
英検は持っていない中嶋さん。大学3年生の2月から2カ月ほど、アメリカのインディアナ大学での語学留学を体験。授業や寮での生活に、さほど苦労することはなかった。TOEFLは550点ほどだったことを記憶している。専門留学からの帰国後、発音矯正の英語スクールにも通った。TOEICを受験したこともないが、「今なら、そこそこの点数を取れると思います」とも。

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