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海外に留学しました!
  • 大学生
  • 大学聴講

授業では必ず、発言を求められた。内気だった自分が、変わりました

  • 田宮 裕香 さん(留学時:大学生・ 歳)
  • イギリス・バース/2006年8月~2007年6月(11ヶ月)
  • Bath Spa University

イギリスの学生とともに学べ、単位を取得できるのが魅力

 
 現在、東京・麻布で外国人が多く居住するマンションの受付で、コンシェルジュを務めています。日本語のヘルプが必要な住人の方々のために、タクシーの手配、レストランなどの予約、家電の修理の手配といった生活全般のサポートが、私の仕事です。
 これまでの留学経験で、色々な国の人と接して、コミュニケーションのスキルが上がったように思います。伝わり方も、人によってさまざまだということを学びました。
 もともと英語が好きで、英語の勉強に力を入れており、高校時代、ハワイへの修学旅行を皮切りに、大学時代はアメリカやカナダで語学留学を経験。3年生になって、在籍していた桜美林大学を休学、オーストラリアのアデレードにあるTAFE(公立職業訓練専門学校)付属の語学学校で学びました。そのままTAFEに進もうかと悩んだのですが、一度日本に帰国し、大学の交換留学制度を利用して、大学聴講留学することを選びました。イギリス人や他の国の学生たちとともに、英語で専門学科が学べることに加え、イギリスでの単位が日本の大学の単位に充当されるので、日本の大学をきちんと卒業できるところにメリットを感じたんです。
 こうして、大学3年生の秋から4年生の春までの10カ月間、イングランド西部にあるバース・スパ大学で学部課程の授業を聴講することになりました。

教授も学生も活発なイギリスでの授業

 バース・スパ大学の数ある学部の中で、私が専攻したのは教育学。好きな講義を自由に取れるのが、大学聴講の魅力でもあるんですよね。このほかにも、映画や詩といったカルチャー寄りのクラスも受講しました。教育学では、週に1度、イギリスの小学校を訪問して授業見学するのもカリキュラムに含まれていました。担任やアシスタントが進める通常の授業、時には特定の子の個別指導も見る機会があって、新鮮で、学びの多い経験になりましたね。
 私が感じた、日本の大学との大きな違いは、授業中の発言の機会の多さ、そして、課題やレポートの厳しさです。
 当時取っていた5教科、すべてのクラスでレポート提出が義務づけられていました。レポート一つ出すのに、文献を最低10冊以上読み込まなければなりません。できあがったレポートは、文献からの引用ルール、ページナンバーといったフォーマットなど、細部にいたるまで厳密にチェックされました。課題にしても、教科書のまるまる一章分、何十ページも読まされたりと、かなりハード。夜10時、大学の図書館がクローズするまで、ずっとこもって自習しました。
 授業では全員が意見を聞かれ、発言する機会がまんべんなく与えられました。先生の話をただ聞く授業とはまったく違うんですね。「どう思う?」と聞かれたらちゃんと発言できる人が多く、ノートを取る、書くというより、「聞いて感じる、学ぶ」という感覚に近いですね。

英語が自分の特技に

 イギリスでは大学寮に住んでいたのですが、実家暮らしの私にとって、自分ひとりの力で暮らすのは、これが初めての経験でした。
 帰国したら、みんなに「変わったね」って驚かれました。両親や兄たちに助けてもらえる日本を抜けて、すべて自分で考えて、決めて、行動しなければならない海外生活をやり遂げたこと、さらには、英語で話せるという特技を身につけたことが、自分の自信になったのかもしれませんね。
 以前の私は人見知り気味でしたが、様々な国へ留学したことを振り返ると、英語力、そして教育学の知識に加えて、広い視野、色々な人とも打ち解けられるようになれました。そんな臨機応変さが身についたことが、大きな成果だったと思います。

田宮さんプロフィール

ハワイ、カナダ、オーストラリア、イギリスと留学経験多数。マンション受付でコンシェルジュ業務に就く。

<HISTORY>
・2005年3月:桜美林大学を休学、オーストラリアのTAFE SA Adelaideに語学留学
・2006年8月:イギリスのBath Spa Universityに交換留学(大学聴講)
・2008年3月:マンションコンシェルジュとして勤務

「留学の収穫」

<やりがいある仕事を楽しむ力がついた>
お客様の早口な英語を理解し、難しい要望に応えるためには英語力や臨機応変な対応力も必要ですし、逆に、日本人としての細やかな完成も求められます。それは、留学でさまざまな人と接して得られたもの。外国の方とコミュニケーションできる醍醐味を感じながら働いています。

<出発前の英語力と現在の英語力>
高校時代、ハワイへの修学旅行後は履修教科を英語メインにするなど英語に力を入れたが、アメリカに3週間滞在した大学1年のときは片言でしか話せなかった。しかし、1年後にカナダへ2カ月の語学留学をした際、先生やクラスメイトが田宮さんに話す機会を積極的に与えてくれたことで英語力はぐんとアップ。3年次に大学を1年休学してオーストラリアに留学した際には自信が持てるぐらいまでに。

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