トップへ戻る
海外に留学しました!
  • 高校生
  • 高校交換留学

米国ミシガン州の6人家族の家にホームステイ。交換留学した1年は、忘れられない日々に

  • 髙橋 創太 さん(留学時:高校2 年生・17歳)
  • アメリカ・ミシガン州/2017年8月~018年6月(10ヶ月)
  • Central Montcalm High School

日常生活に困らない英語力がつき、向こうの文化を知ることができた

祖父や母、そして妹に手を振られて、僕が日本を飛び立ったのは2017年の8月のことでした。交換留学先は、アメリカのミシガン州、モンカルム群のスタントン。空港に着くとすぐに、迎えに来てくれたホストファミリーが手にしていた「Welcome Sota」と書いたボードが目に入りました。 スタントン市は人口1500人弱の小さな街で、車で空港から1時間かかる田舎です。ステイ先まで送ってもらう車内から、とうもろこし畑が広がる景色を見ながら、「ついにアメリカに一人で来たんだな」と胸が高鳴りました。まだ英語もよくわからずあまり話をした記憶はありません。

 ホームステイ先は、広い庭のある二階建ての白い大きな家。お父さんは、すでにリタイアした元公務員、お母さんは現役公務員。そして社会人として働いている長男のセスや、服をつくる工場でアルバイトをしている長女のアナ、高校を卒業したばかりの次男のジョー、三男のジャクソンと四男。そんなファミリ―の中で1年を過ごしました。
 すでにミシガン大学に進学が決まっているジョーは、ドライブに連れて行ってくれたり、得意な生物や化学の話をしてくれましたね。
 留学生活の1日は、朝5時に目を覚ますことから始まります。洗顔して朝食をとり、スクールバスに乗るのは7時半ごろ。8時から15時まで授業を受けます。課外活動などをして、家に帰るのは18時ごろ。ディナーの時間には、家族みんなで食卓を囲み、各々が今日の出来事などを語り合います。言葉がだんだん分かってくるにつれて、人となりが分かっているきて、だんだん家族になっていく、そんな感じでした。
 家族みんなでシカゴに行き、僕の好きなピザをたくさん食べたことや、展望台に上って、シカゴの素晴らしい景観を眺めたひとときは、今も忘れられません。

 僕が通ったのは、Central Montcalm という男女共学の高校で、全校生徒は約500人ぐらい。一クラスは、20人から30人ですが、授業のたびに教室が変わり、生徒も変わるのでクラスメートの名前をすべて覚えるのはムリでしたね。広く浅い人間関係。特に仲良くなったのは、日本に強い関心を持つリバーという、170センチほどの身長の、白人の男の子でした。「日本の高校生は、どのくらい勉強するの?」とか「どのようなことを学ぶの」などと興味が尽きない様子でした。学校では、一人一人がパソコンを使えるようになっていて、パソコンを使って授業を受け、宿題も、インターネットを駆使して仕上げます。プレゼンテーションの授業では、僕は、日本とアメリカの高校の違いについて発表。みんなに、日本の高校の学園祭の写真をスクリーンに映し出したときには、「日本は楽しそうだ」と反響がありました。でも、アメリカのダンスパーティに参加したときには、まるで映画を観ているようで、僕のほうが驚きました。

 1年間の留学をして良かったのは、やはりアメリカでの日常生活に困らない程度の英語力がつき、向こうの文化を知ることができたことです。留学する前は何かと心配しましたが、「英語ができなくても、焦らなくて大丈夫」ということや、「何か1つ日本について詳しくなっておくと、留学中にかなり役に立つ」ということも発見しました。
 留学するのであれば「より早いうちがいい」と思います。

[保護者からのメッセージ]

世界に出た、その体験を自分の将来につなげてほしい

交換留学に行きたいと言い出したとき、すぐに賛成しました。私の友人が、アメリカに住んでいることもあり、留学に関心を持ってもらおうと、それとなく息子には言っていたほうでしたから、むしろ私から勧めたようなものでした。

 幼稚園から英会話教室に通っていて、英語は得意なほう。やはり高校、大学、就職へと進んでいく過程で、英語ができたほうがいいだろうという思いもありました。息子と話し合って、留学も短期で行くよりは、しっかり1年間行くのがいいだろうということになりました。留学して間もなくのころは、まだしっかりやれるのか心配でしたね。でも息子から週に1回、LINEで連絡がくると一安心。慣れてきたころは、もっと英語に集中したいから友人との日本語のLINEも中止したいということで、今度はメールで報告が来るようになりました。いまはそういう連絡手段があるので、アメリカと日本に離れていても、それほど心配はしなくてすみました。ホストファミリーのお母様からはメッセンジャーで、英語のメッセージが来ました。私自身の英語の勉強にもなりました。

 帰国して、日本の高校には1学年下に復学することになり、本人も相応に大変な思いをするかもしれませんが、海外でいい経験をして、視野も広がることを考えれば、留学して良かったのではないでしょうか。息子の成長ぶりを見て、私も嬉しく思いました。

 留学のいいところ。そうですね。一度は世界に出て、日本のいいところ悪いところも両方見ることができて、そんな体験から、将来自分の進みたい道を見つけてくれたらいいと。そう思って送り出しました。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

前のページに戻る