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海外に留学しました!
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「日本人として世界で活躍」夢が花開いた交換留学

  • 川野 利花子 さん(留学時:高校2年生・ 歳)
  • アメリカ・ミシガン州/2011年9月~2012年5月(10ヵ月)
  • Lakeview High School(公立)

日本人のいない環境で英語力を伸ばしたいと思った

 英語が好きで、留学前はキャビンアテンダントになるのが夢でした。念願の高校留学で迷わず選んだのは、アメリカ公立高校交換留学プログラム。滞在費と学費が援助されること、小さな町で暮らすという条件も好都合でした。映画やドラマで観る、いわゆる普通のアメリカの高校生活に憧れていたし、日本人のいない環境で英語力を伸ばしたいと思ったんです。

 会話には自信があったのですが、留学初日、校内を案内してくれた男子生徒の早口な英語が全然わからなくて。英語が流暢なヨーロッパの留学生に対しても劣等感にさいなまれました。最初のうちはクラスメイトの英語を必死で聞き、知らない単語を書きとめ、ホストマザーに質問しまくりでしたね。留学生とも親しくなりましたが、やはりアメリカ人の友達が欲しくて、ホストマザーのすすめで教会のジュニアグループに参加。教会の子たちは親切で、学校でも仲良くしてくれました。のちにチアリーディングに参加し教会組とチア組といった異なる2グループとの交流はいい経験でした。
 現地に溶け込もうと試行錯誤するかたわら、アメリカで改めて気づいた日本の良さを、交換留学生として自分なりにアピールもしました。3.11の年に留学したので大震災のことも色々たずねられましたね。ヨーロッパの留学生の愛国心、自国の歴史背景への造詣の深さに刺激され、「私はもっと祖国を知る必要がある」と日本の大学に進学する決意が固まりました。AIUを選択した理由は、緒方貞子さんの著書を読んで興味をもった「国際貢献」の分野をきわめるため。AO入試の面接で「国同士の問題を解決する仕事を目指すため、日本で地域貢献の知識と経験を蓄積したい」と伝えました。

 大学の授業はすべて英語ですが、不自由はまずありません。寮のルームメイトはフランス人で共通語は英語です。多国籍で、好きな学問を思いきり学べるこの環境に満足しています。AIUは留学が卒業の必須条件なので、来年はモロッコへの留学を希望しています。

Q&A

●留学前と後、英語力はどのくらい伸びましたか?
留学前 (高2)の時点で英検2級。留学が盛んな私立高校に進学する条件として、父から「在学中に英検1級、TOEIC900」という条件を出されましたが、交換留学から帰国後、高3の時どちらもクリアしました!

●日本の高校と違う点は?
アメリカの先生ってみんな話が面白い! 集会で校長先生 が話す時、ピシっと列で並ぶ日本とは違いアメリカの生徒はあちこちに自由に座って聞きますが、スピーチがとても面白いので皆真剣に耳を傾けていました。

●秋学期、春学期で履修した主な科目は?
[秋学期]英文学、世界史、幾何学、生物学、木工、体育
[春学期] 英文学、アメリカ史、現代社会、コンピューター、 数学

●予習と復習はどれくらいしましたか?
予習復習はやったほうが良かったけれど、あまりやりませんでした。テストやクイズの前にまとめて勉強していました。

●各学期にテストは何回ありましたか?
日本のように中間と期末のテストがありました。あと、週1くらいでクイズというミニテストはよくありました。テストが多かったクラスは生物、数学、歴史です。

●自宅から学校までの交通手段は?
スクールバスです。車だと15分でしたが、バスは回り道をするので1時間くらいかかります。おかげで毎朝6時起きでした。

●週末はどう過ごしていましたか?
土曜は友達と遊んだり、ショッピングしたり、たまに友人宅でお泊まり会。日曜はホストファミリーと教会に行きました。

●英語力を伸ばすためにやったことは?
学校ではなるべくアメリカ人と過ごし、家族とも積極的に交流。ファザーが無口でしたが、私からどんどん話しかけたら仲良くなれました。

●現地でかかった毎月の生活費は?
2~3万円程度。

●帰国後は何年に復学しましたか?
2年生に復学しました。

[保護者からのメッセージ]

 「留学できるなら、高2をもう一度やるのは気にならない」と娘は言い、私も夫も今の国際化時代、卒業が1年遅れることより海外で有意義に過ごすことのメリットは大きいと考えます。何かと制約が多い交換留学を選んだのは、費用もさることながら「高い目標があるほど燃える」という、精神的タフさと負けず嫌いな娘の資質によるもの。若いうちに行けば英語は自然と身につくのだから、親として期待したのは今しかできない「体験」です。娘にはチアリーディングとプロム(ダンスパーティー)という強い「憧れ」があり、だからこそ留学生活も充実したように思えます。

 帰国後の変化と言えば、家事など自分で進んで行動する自律性、それと「とにかくアメリカ一辺倒」から「自分のルーツ・日本をもっと知ろう」という価値観の変化です。大学受験を前に国際貢献という道を見いだし、再び目標に向かって歩み出した娘を変わらず応援したいと思います。

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